単細胞生活

「THE 有頂天ホテル」

あまりにもネタがなくて、このまま埋もれさせちゃってもいいかな、
なんて思ってたこっちのブログですが、
某クミコフさんの激励(と受け取ってよいのか)により、再開する運びとなりました。
っていうか、本当にネタはなかったの。
一応「家事・家族ネタ」はあっちで、それ以外の「自分の趣味・考え」はこっちで、
って思ってるんだけど、最近ホントに何にも考えてないからなあ。


さて、いつものように前置きが長いんですが、
本日とうとう見てきました、「THE 有頂天ホテル」。

三谷幸喜脚本・監督のこの作品、とにかく評判はいいし、
興行成績もすごくいい。
それ以前に、発表された段階からもう見たくて見たくてたまらなかったわけです。


で、感想は?



いやあ、もう面白かったよー。


とにかくテンポがいいので、いっときたりとも飽きません。
2時間20分くらいありますが、その長さを全く感じさせませんでした。

「誰一人としてムダな登場人物は出したくなかった。」
とミタニンがおっしゃるとおり、主要なメンバー10数人は、みんな必ずどこかで接点を持ち、
みんなどこかで大まかなストーリーに絡んできます。

最初のころにちょっとだけ出てた小道具があとから大きな意味を持ったり、
この人とこの人がこんなところで繋がるの?って思ったり。
全然ドラマチックなわけじゃないんですが、小さいところのつながりがとっても面白い。


主役の新堂(役所公司)は他の人の起こすトラブルにいちいち対処するわけなんですが、
自分でもちょっとした出来心からトラブルのタネをまいたりして、
2時間半、常に彼の周りには小さな事件がいっぱいになります。
かっこ悪すぎても落ち込んでいるヒマもないほど忙しい新堂さん。
彼と一緒に日常の些細なパニックに陥ってみませんか?





もちろん主演の役所さんもよかったんですが、
やっぱりなんといっても存在感が大きいのは代議士武藤田役の佐藤浩市さん。
「一人になりたい」と部屋にカギをかけて、死を決意する様子は鬼気迫るものがありました。
その部屋の隣では、歌手徳川(西田敏行)もまた死を決意したりしています。
でもこっちは鬼気迫るものはなく、むしろとってもおかしい。
そのコントラストがまたよかったです。

コールガールのヨーコの役の篠原涼子さんもとても良かった。
気持ち的には彼女に感情移入してしまいました。
新堂さん曰く、誰よりもこのホテルを知り尽くしている人。
オジサンたちが揃いも揃ってほれ込んでしまうのもわかります。

憲二(香取慎吾)の幼なじみなつみ役の麻生久美子ちゃんもチャーミング。
やっぱりいい味出してます。「時効警察」も素晴らしくよいですよ。
最初に登場した時違和感を感じたのも計算だったのね。って後から思います。

オダギリジョーも地味な役ですが、ところどころでアクセントになっててよいです。
最初のエピソードがこの人の書く垂れ幕についてなので、
ここにハナシがくると「あ、一周して戻ってきた」って思って安心します。


ハイスピーディーな感じのため、「情緒」とか「じっくり」って言うのはやっぱりありません。
そういう映画がお好きな方はついていけないかもしれません。

とにかく私の好みの映画でした。
クスクス笑って2時間ちょっとを過ごしたためか、とっても幸せな気持ちになりました。
ああ、もう一回見たいなあ。細かいところに注意してまた見直したいです。

ただやっぱり子ども抜きで見にいきたかった。
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by dayu2004 | 2006-01-22 17:45 | テレビ・映画
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