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単細胞生活

耳の中から・・・

ある日、こんな夢を見ました。

耳掃除をしています。
耳がやけに痒いから。
何か詰まっているようです。
でもなかなか取れません。

思い切って引っ張りました。
すると、スルスルと何かが出てきました。

・・・それは内耳の「うずまき管」。
取り出すとちゅるるんとゴムのように縮まって、とぐろを巻いて落ちました。

「うずまき管」は別名「蝸牛管」と言います。
蝸牛(かぎゅう)=かたつむり。
頭の片隅にそのことがあったのでしょうか。
落ちてとぐろを巻いたうずまき管は、かたつむりのようにノロノロと動きます。
ああ、おそろしや。


基本的に、虫の夢って怖いですよね。
虫キングのおぼっちゃんならば(ほぼ名指し^^)最高に幸せな夢なんでしょうが、
大抵の人にはやっぱり悪夢。

今朝は家族全員8時半ごろに起きました。
寝坊をするとけっこうリアルに夢を見ます。

ドライブしている車の中で、ピヨ子が言いました。
「今日ね、家の中が雪虫だらけの夢を見たさ。」

うんうん。確かに、このところ雪虫が異常発生しています。
雪虫のくせに羽が白くない。まだ寒くないかららしい。
ローカルニュースで、街中で杉花粉のように舞っている大量の雪虫の映像が強烈でした。
同じところをフワフワ浮いてる感じなので、歩いているだけでガンガンぶつかってきます。
洋服や髪の毛は家に上がる前にハラってます。
胸の開いた服を着てると、ブラジャーに大量にひっかかっててキモチ悪い。
しゃべりながら歩いてたら口に入ります。
みんな一匹や二匹は食べちゃってる経験はあると思いますが。

すると突然ウサ子も大声で叫びました。
「あ、私も今日見たよ!家の壁がカメムシだらけの夢!」

そうねそうね。カメムシも今多いのよね。
何故か高層階にまでやってくるのよね。
ベランダに干した洗濯物にくっついて、家の中を飛び回るのよね。

しばらく考えていた夫まで、運転しながら急に大声を出しました。
「んんん。そうだ!俺も見た!家の床がテントウムシだらけの夢。そう、今日見たよ。マジで!」

うーん。実はね、昨日の夜、何故か家の中をテントウムシが歩いていたのね。
黒いヤツ。テントウムシは可愛いわよね。
でも触れないので夫に外に出してもらったのよね。


「お母さんは?」
「いや、夢は見たけど虫じゃないし。」
「あっそ。」
「仲間はずれだね。」


私以外の家族みんなで見た虫の夢。
一体何の暗示なの?
夢占いして、
「家の中が汚いことに不満を感じている夢です。」
とかって言われるんじゃないかとビクビクしてるんですけど・・・。
# by dayu2004 | 2005-11-03 23:23 | 家族

ミーハー様

会社に勤めていたころ。
結婚して1年くらいそれまでと同じ会社で、それまで以上に働いていました。

朝は何時まででもいいとは言え、9時くらいには出社します。
最先端のIT企業ですが、六本木ヒルズどころか、市内でもいちばんヘンピなところにありました。
会社の広い庭には、毎日のようにキツネや野鳥がやってきます。
野うさぎやキジやヘビが遊びにきたこともありました。キジってデカイよ!

お昼になっても、もちろん周りにはおしゃれなカフェも行列のできるラーメン屋もありません。
緑豊かな森を見つめながら、持参の弁当か業者の弁当を食べるのみです。
仕事の合間に、プロジェクトのメンバーや同期の女の子と、
缶コーヒー飲みながら他愛もない世間話をするのがいちばん幸せなとき。

連日連夜10時まで仕事をします。(男の人は夜中まで)
制服から私服に着替え、駐車場に停めてあるマイカーに乗り込み、帰途につきます。
周囲の建物(みんなIT企業)も消灯していて、ほぼまっ暗闇です。
だからって星なんか、あんまり見えません。
朝夕は渋滞する片側3車線の道路も、この時間になると1台も通ってないこともしばしば。
警察さえいないので、毎晩時速100キロ超で帰ります。
片道15キロを何分で走れるかを、毎日ひとりで記録挑戦します。

今と違ってスーパーは最高でも10時にはしまりました。
通勤路に24時間営業のスーパーができたのは3年くらい前のこと。
あのときここがあればな、っていつも思っちゃうトラウマになってる私。

2DKのアパートでの新婚生活でしたが、いつも夫が先に帰っていました。
意地もあったし、若かったのもあったせいか、10時半ころ帰宅してから晩御飯を作ります。
週に2、3回は外食してたけど、そうそう毎日じゃあねえ。
でもヘタだった。時間がかかった。
できあがると日付が変わっていることもしばしば。
その間、夫はテレビ見たり、風呂を掃除して入浴したりしてました。

食事が終わると即効で茶碗洗い。
決して次の日の朝までそのままにしていることはありません。
洗面所がないので、顔洗うのも、歯を磨くのも、台所でやるしかないんです。

それからフロに入り、髪ブローしたりしてたら、寝るのはいつも2時3時。
今なら慢性で疲れてた理由がよくわかります。
そりゃムリがあるよ、と。

そのころはとにかく、社会の一員として働いているハズなのに、
なんだかとっても世間から隔絶されているような気がしていました。
新聞やテレビを見ることもできないので、時事問題に疎い。
会社の人としか会わないので、世間が狭い。
しかもイナカすぎて、流行の服とか店とか全然知らない。
完全に取り残されているような気持ちになっていました。

能力的にはけっこうピッタリな仕事でした。
3年間、人間関係に悩むこともほとんどなく、自分の力が如何なく発揮できる!
机の上は汚いけれど、システム上でのあらゆる事象を網羅するという細かいツクリには、
隠されていたA型の神経質な性質を全部つぎ込んだと言っても過言ではありません。
(大げさだなあ・・・)

でも性格がむいてなかったみたいです。
このボンヤリしてノンビリして、ヘラヘラした性格。
でもその中に潜む、最大の悪【ミーハー様】が黙っちゃいなかった!

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# by dayu2004 | 2005-11-01 23:42 | 日常

【鬼母】日記

「鬼嫁日記」なら可愛いもんだけど、昨日の私は鬼母だわ。

ウサ子、学校から帰宅したと同時に電話が鳴る。
「もしもし、○○小学校2年X組の担任のYです。
今日ウサ子ちゃん、頭が痛いって言うんで保健室にいったんですけど、
保健の先生がいなくなったらもうイイや、って教室に戻ってきたんです。
熱高そうだから測ろうって言ってもイイって言うんで・・・。フォローお願いします。」
「わざわざすみません。」

で、プールに行くために焦って準備し始めるウサ子に体温計を渡します。
「一応測っておいて。どうせないと思うけど。」
「うん!」元気なお返事し、体温を測りながらプールに持っていくオヤツを物色するウサ子。

そのときやっとピヨ子が帰ってきたので、
私「早く準備して!プールだよ!」
ピ「あ、そうだった。ヤバイヤバイ!おかあさん、バッグどこ!?」
私「そこにあるでしょ?パンツ入れて!オヤツいるなら持ってって。」

「おかあさん」

ピ「オヤツこれじゃイヤだなー。他にないの?ウサ子は何を持ったの!?」
私「それしかないから我慢しなさい。」

「ねえ、おかあさん」

ピ「今何時!?あ、もう3時だ。バスもうすぐくるね。」
私「早く着替えて。早く早く~。」

「38.1℃だよ。大丈夫かなー?」

ピ「おかあさんジュース買うからお金ちょうだい!」
私「お茶じゃダメ?でも、もう時間ないか・・・・。

・・・って、え?
38度?」

ウ「うん!」
私「・・・もう一回測ってみ。」

ウ「・・・あ。下がった37.7℃だ。大丈夫だよね?」
私「・・・う、う~ん。どうかなー。微妙だなー。」
(ウサ子の体温は普段から高く、37.2℃くらいが平熱です)

ウ「走って帰ってきたからだね。そしたら体温高くなるよ、ってお医者さんに言われたよね。」
ピ「(無意味に熱を測り)あ、34.9℃しかない。きもちわる!」
私「寒い中だらだら帰ってきたからじゃない?」
ピ「ううん。いっぱい走ってきたよ。」
私「汗かいたんじゃない?」
ウ「ウサ子も汗かいた。」

・・・・。

でも結局バスの時間になり、そのまま子供達をバスに乗せてしまった鬼のような母。
だって顔色もいいし。元気だし。大丈夫だよね。

プールだけど・・・。
水に入るけど・・・。
日曜日、学習発表会だけど・・・。


この日は月に一度の認定試験でした。
ウサ子はクロール25m、ピヨ子は平泳ぎ板付きで25m泳いで2人とも合格!

帰宅したウサ子。帰るなりひとこと。

「寒い。」

38.6℃。

鬼母ですか?そうですよね。



(追記)一晩寝せたけど、まだ38℃あるなあ。
頭を冷やして、体を温めて、飲み物たくさん飲ませてます。
でも症状が他にないから病院に連れて行ってません。
明日は熱が少々あっても発表会には行かせるつもり。

だって元気だし・・・。

鬼母ですか?やっぱりそうですよね。
# by dayu2004 | 2005-10-29 14:52 | 家族

勧誘

普段からボケラっとして見えるようで(いや、ボケラっとしてるんだけどね)、よく勧誘されます。

宗教・ネズミ講・怪しいアルバイト・塾や教材の販売。
怪しい商売詐欺や悪徳リフォームにまで。^^

初めて騙されそうになったのは、大学生で実家にいたとき。
「当選しましたー。」という電話がかかってきました。
まだそんなにそういう詐欺が横行していなかったときなので、一瞬本当に喜びました。
でも、
「こちらにきて登録していただくと、格安で海外旅行やブランド品が買えますよ。」って言われて、
「いえ、海外旅行もブランド品も興味ありませんから。」って言って断った覚えがあります。
「もったいないですよ~。他の人に権利が行っちゃいますよ~。」って言われても。
格安でも行きたくないし、別に欲しくなかったんだもん。

学生のとき専門学校を卒業したての元バイト友達がアム○ェイというマルチっぽい(と言ったら怒られるけど)商売に手を染めはじめました。
突然電話してきて、「明日会おう」って言われたんですね。
「いいよ~。」と待ち合わせ場所に行ってビックリ!
学生時代は化粧ッケがなくてもけっこう可愛かった子だったのに、
目の上が黄色、唇がタラコ、ホッペぐるぐるの「おてもやん」仕様に化粧した彼女が待っていました。
街行く人が振り返ります。すごく人通りの多いところで待ち合わせしちゃったもんで。

近くのおしゃれなカフェに行くと、彼女は「私のこの口紅の色、どう思う?」と聞いてくるんです。
イヤ、色より塗り方だろ、って思いつつ、
「うん、いいんじゃない?」と無責任な答えをする私。
「でしょ?この口紅なんだよね。」とおもむろにバッグから口紅を取り出し、テーブルの上に中身を出しておく彼女。
「あとね、こんな色も、こんな色もあるんだよ。」と次々に出してきます。
テーブルの上が口紅だらけ。隣のカップルが驚いて見ています。
「どの色がいい?どれが好き?」
「うーん、ないなあ。もっと微妙な色が好きなんだよね。」なんかちょっとヤバイかな、って思い始めてた。

すると彼女はこのアム○ェイの商売について、1時間近く語り始めました。
「これをやって紹介するとね、どんどんポイントが稼げていい収入が得られるんだよね。」
「紹介しつくしたらどうするの?」
「イヤだからね、ここはそれが良心的で、20歳以上の社会人だけが対象なの。
だから毎年新入社員に紹介していけばいいんだよ。」
「それって良心的なの?」
「上に行くほどマージンがたくさんもらえるんだよ。一番下が2割。その上が何割。まだその上に何人もいるんだよね。」
「そしたら原価はほどんどないんでしょ?なのにその商品本当にいいの?」
「広告費や人件費がないからさー。市販のヤツよりいいんだよ。」
「でも結局ほとんどが人件費なんじゃ・・・。」
予想もつかない質問に窮する彼女でしたが、私がまだ学生だったのでそこで免除してくれました。
「学校卒業したら、すぐに連絡してね。」
イヤしませんから。

でもアム○ェイは一筋縄ではいきません。次から次へと刺客を送り込まれてきたのでした。
・小学校のときの同級生。(セミナーに連れて行かれたけどあまりにも興味なさげなのがわかって呆れられた。)
・入社した会社の同期の女の子。(変な女だったので相手にしなかった)
・夫の会社の同僚(女)の彼氏。(新婚のときカップルで遊びに来て歯磨き粉を売りつけてきたんでケンカになった)
・同じマンションの奥さん。(いちばん断りにくかったなあ。イイヒトだったもの)

だんだん扱いに慣れてきた私は、イジワルな質問をしまくった。
「収入にプラスアルファしていけるんだよ。」といわれれば、「でもそれに熱中すると会社辞めちゃう人がいっぱいいて、プラスアルファだけで生活していかなきゃならないんでしょ?」とか。
「容器代が節約されてるんだよ。」といわれれば、「人件費が高くついてるからでしょ?」といっちゃったりとか。
「よく勉強してますね。」と言われたら、「大学で商業学科だったんで経済に詳しいのよ(後半はウソ)。」と言うと、どうしてか相手は黙ってしまうんです。
「鍋いいものならばら売りして」と言っても、「これセットじゃなきゃ」って言うキメセリフみたいなのがj特に気に入らないんです。

それから?
# by dayu2004 | 2005-10-27 23:42 | 日常

ドラマでしつけ♪

毎日毎日テレビを見るのに忙しい。
なんだかすっごくおバカな人のセリフみたい。イヤおバカですが。^^;
未だ韓流ブームのKさんも、この前会ったときに言ってました。
「毎日韓国のドラマやるんで見るのに忙しいわ。家事するヒマもない。」
お前は評論家か!?と言いたかったけど、実際今の私はそんな感じです。

毎度ドラマが改変になる季節になると、
「この次こそ見るドラマは1本か2本だけにしよう!」と誓います。
週に5本見ると何だか混乱してくるし、目にも絶対よくないし。

ところがね、今回はどれもこれも面白いんですよ。
1回目だけ見てみようかな~、って思ってるのに、見始めちゃったらやめられないの。
しかも、子供達も一緒になって全部見てる。
9時からのは寝る仕度をしておいて、必ず私と一緒に見るし、
10時からのは次の日か、休みの日にまとめて見ています。
何日に何がやってるか、把握しているところがまた厄介。

なので、ドラマを見ながら教育的指導することに決めました。
本当はじっくり一人で見たいんだけど。
まあ、どうしてもって言うのは昼に一人で見ちゃって、ピヨ子が帰宅してからもう一度一緒に見ます。

【凡例】ピ:ピヨ子  ウ:ウサ子


『危険なアネキ』
ピ「あんな生意気な弟、やだなあ。」
私「兄弟は仲良くしないとね。」
ウ「ピヨ子が伊東美咲ちゃんみたいなおねえちゃんなら仲良くするわ。」

『1リットルの涙』
私「病気になるとね、家族も大変なんだよね。」
ピ「いちばん病気になりそうなの、お母さんだよね。」

『鬼嫁日記』
ピ「ピヨ子も将来こういうお嫁さんになろう。」
私「だんなさん可哀相だよ。」
ウ「どうしてこんなお嫁さんと結婚したのかな?」
私「可愛いからじゃない?」
ピ「顔にだまされちゃダメってことだね。」

『大奥~華の乱』←本当はあんまり見せたくないが・・・。
ピ「上様、ひどい人だね。」
私「誰も注意してくれないから、欲しいものはみんな手に入れないと気がすまない人なんだよ。」
ウ「あ、よく見たら長谷川ジュンジュン(from『幸せになりたい』)だ!」
ピ「安子ちゃんの夫の人、可哀相だね。」
私「昔の人はエライ人に逆らったら死ななきゃいけなかったんだよね。切腹したり。」
ウ「あ、よく見たら速水真澄(from『ガラスの仮面』)だ!」

『花より男子』
ピ「すっごいお金持ち!いいな~。こんなおうち(道明寺くんのおうち)に住みたい。」
私「でもあんな広いテーブルならお話しにくいでしょ?」
ウ「ごはんおいしそう・・・。」

『野ブタ。をプロデュース』
ウ「可哀相だよね。いじめたらダメだよね。」
私「そうそう。いじめる人ってこんなに可愛くないんだよ。
周りの人もいじめられる人よりいじめる人を嫌いになるんだよ。」
ピ「でもこのいじめられてる人キモイんですけど・・・。」
私「それが変わってくるんだよ、きっと。」
ピ「っていうか、この人『電車男』のときすっごく可愛かったから、可愛くなるに決まってるよ。」

ムダな労力だったみたい・・・orz
# by dayu2004 | 2005-10-26 00:16 | テレビ・映画