週末にドライブがてら(といっても往復で300キロだ)旭山動物園に行ってきました。
(撮影ピヨ子)
去年からなんだかすご~いブームのようで、人がたくさんいましたね。
特徴なのは動物園なのに来る人の大半が家族連れじゃないんです。
「動物園=子供」のイメージがありますが、客の平均年齢はかなり高そうです。
道外から団体で観光にきたお年寄りがずいぶんとたくさん来ていました。
動物もイキイキしていてなかなか可愛かったけど、
私はどうしてもこの見ている年寄りたちの反応が気になって仕方がありませんでした。
オランウータン館の隣にラクダの檻がありました。
じいさん・ばあさん4、5人のグループがラクダを見ながら、
「いやあ、でっかいオラウータンやなー。」
「ほんとやなあ。北海道のサルは馬みたいやなあ。」
って言ってました。
「おれはクマと山ン中で会ったことがあるが、死んだフリする間もなくひたすら逃げたよ。」
とか、
「ほれほれ黒ヒョウ、おいでおいで。エサはここだよ。(どこだよ、ってかまさか自分のこと!?)」とか。
「(ガラス越しに)こっち向きなよホッキョクグマさん。でっかいお尻しか見えないよ。」
と、かなり体格のいいオバサマが絶叫していました。
他の人はオバサマのでかい尻しか見えません。
動物より人間ウォッチングにはまってしまった私でした。
でもやっぱりピヨ子がヤバイです。
ピヨ子の動きはよく小さい子供がクギづけになったりしてますが、
その日はペンギンがピヨ子にクギづけになっていました。
ガラスごしにピヨ子が顔を近づけると、ペンギンも顔を近づけてピヨ子の顔を眺めます。
ペンギン相手に百面相をしだしたところ、ペンギンはかたまって動かなくなってしまいました。
(撮影ピヨ子)
「サルの赤ちゃんヒゲ真っ白。生まれたときからじいさんかよ。(三村風)」とか、
「レッサーパンダー!逆立ちしてみてー!(スマスマより)」とか、
ライオンの檻に向かって「にゃおーんにゃおーん!仲間のネコちゃんだよー!」とか。
大声で叫ぶピヨ子に、ウサ子だけ爆笑、親は他人のふり、よそのじいちゃん・ばあちゃんは目が点になっていました。